どうぶつ科学コミュニケーターのおしごととは~生き物の魅力と100年後の豊かさ~
JASC静岡支部では2018年11月24日(土)にしずおか科学コミュニケーター倶楽部・ふじのくに地球環境史ミュージアムとの共催で「第1回しずおかサイエンスレクチャー」を開催しました。
記念すべき第1回目の講師は、世界初のどうぶつ科学コミュニケーターとして各方面でご活躍されている 大渕希郷さん。
大渕さんは飼育員・科学コミュニケーター・学芸員・大学教員…世の中にある生物にまつわる教育的なお仕事はひと通り経験された、動物科学コミュニケーションのスペシャリスト。
動物に関する著書の監修もされています。
爬虫類を中心とした動物のお話や、どんなお仕事をしてこられたのかという ご自身の経験談はもちろん、あらかじめ講演前には参加者の皆さんに大渕さんから「動物と言えば何?」「自然と言えば何?」という質問がありましたので、皆さんの答えを見ながらお話されたり、質問にお答えいただいたりと、とても楽しい時間を過ごしました。
講演会後半では大渕さんの飼育されている「ボールパイソン(へび)」を実際に見せていただきながらのお話。間近で見るボールパイソンは迫力満点!
でもだれも悲鳴を上げたりせず、子どもも大人も興味津々で身を乗り出して熱心に観察し、動物を通じた科学コミュニケーションを体験していただくことができました。
講演会終了後は著書へのサイン会も行われました。
大渕さんの動物を通してコミュニケーションを深めるチカラに魅了された講演会でした。
しずおかサイエンスレクチャーは、2018年度サイエンスコミュニケーション活動助成事業で運営しています。
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