静岡支部では、科学読物研究会副運営委員長の原田佐和子さんを講師に迎え、しずおかサイエンスレクチャー(9)「科学の本を子どもたちと目いっぱい楽しむ!」をオンラインで開催しました。
同会は、「子どもたちに良質な科学の本を」のコンセプトで53年前に発足し、現在も全国に会員がいます。今回は多岐に渡る活動の様子や、実際に科学の本を子ども達と楽しむ現場のお話を伺いました。
「工作をする時には関連する本を集めて読み比べる」という具体的なアプローチから、「子どものために易しい言葉で書かれた説明は、大人が読んでも奥深い」という私たちの本との接し方まで、科学の本との関わり方について語っていただきました。「本はそのままでは紙の束だが、開くと世界が広がって来る。
子どもにただ本を与えるのではなく、このことを伝えるのが大人の役割」というお話も目からうろこでした。
後半は会員でJASCの代議員でもいらっしゃる二階堂恵理さんとのトーク形式で、事前に頂いた質問やチャットに答えていただきました。何よりもお二人とも科学が大好きで「身近のすべてが科学」というメッセージが伝わり、楽しい時間でした。
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